天地の間で
地面に付いている足裏から息を吸います。
ふくらはぎや脛や膝の骨から大腿骨へ、
股関節、骨盤、背骨、胸椎、頚椎、頭頂へと、息が抜けていきます。
足の裏には大地を踏みしめ、
頭の先には天がある。
立つときには、大地と頭頂から天までのスペースに挟まれている、
その部分だけピースが抜けているような立ち方をします。
自我を限りなく手放し、不必要な緊張を削ぎ落として行くと、
天と地に挟まれた自分のからだの部分のパズルだけが抜けているような立ち方ができるようになります。
そのとき、天からの情報をそのまま受け取ることができたり、大地に根ざしたしっかりとしたからだや精神の基盤ができます。
開けているので流れに逆らわず揺れ、撓ることができ、大地に根ざして倒れることがない。
自分を放下する。
引き上げてしまったり、筋肉を意図的に働かせるのではなく、
大地から天までを呼吸するツールになってみる。
からだのスペースが拡がるとき、空間に飽和するような一体感が生まれます。
ひとりではない。
飽和され混じり合っている、自分と自分以外のものの境目がない感覚。
安堵と深い平和を経験します。
その経験の積み重ねがリラックスの根本
安心立命です。
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