プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

中秋の名月


 奥にあるのは粒あんを纏った白玉団子です。


十五夜です。

窓からまんまるのお月様を愛でることができるかな?


この院内食は体重に合わせて作ってあるのです。


あっという間に平らげてしまう量です。


回復期、アルコールもお菓子も一切今はほしくない。


ただただ身になるお食事をバランス良く頂きたい。


いつもは和菓子大好きなわたしも、季節の楽しみより、骨や血や筋肉や皮膚になる物がほしい。


元々筋肉質でも骨太でもなかったからだが、精一杯働いてくれています。


助けてあげたい。


ここまで来ることが出来、

有難いです。


和菓子は久しぶりで、なんかからだに入れていいのかさえ戸惑いました。


それくらい、飲む、食べる、立つ、歩く、ストレッチに筋トレ、みんな赤児のように摂取しています。


目から入る文字や映像、音や匂いも引っ張られる感覚や鈍い重さや痺れ、テープの痒さなども、敏感に感じ取ります。



無菌状態の今、まだ世間に出る免疫力はありません。


頭に産毛がふわあっと生え出したひなのようです。


チャンドラナマスカーラ


お月様に祈る日です。