裸足の感性
足を傷めないかと靴を履いて運動をするひとが多いのですが、
足底は裸足でないと作ることができないです。
靴を履いているというのはあっちこっちに足がずれていかないように、またはクッションを考えて足を守るものです。
反対の見方をすると、足に対して過保護になり、感性の繊細な足底は作ることができないということです。
いわば、安全にギブスを嵌め、足が動くのを止めるものだから。
わたしがバレトンのライセンスを所得したのは確か6〜7年位だったかと思いますが、
そのときにあったデータですが、
高いフィットネスシューズを履いているひとほど、怪我をしたり、足を痛めているといるというデータでした。
まあ、データというのは全てを判断するには無理があると思います。
元々、足が弱かったり、足を痛めた経験があるから、シューズ履いているひとがいるということもあるでしょうから。
ですが、過保護になる、鈍感になる
これは真実だと思います。
裸で家を歩き回ってください。
ちょっとした隙間にからだを入れるとき、少し慎重になりませんか?
腕を打つかも、腰を打つかもわからないのですから。
また、椅子に座ったときの肌の触れ心地はどうでしょう?
裸足では砂利道や川瀬の砂利など、小さな頃はポンポン器用に飛びました。
今は砂利、痛い
無理!
が先に立つ。
それでは足の裏の感覚が育ちません。
つまりは転けやすく、つまずきやすく、ぐねりやすくなるということです。
骨折はある一定の期間、ギブスをしたり、木を当てるので、動かないようにしますが、
捻挫となると、湿布と包帯程度の保護の仕方ではないでしょうか?
だから、捻挫は治りにくく、再発しやすいとも言われています。
わたしはここは大丈夫という場所では、浅漬けのお漬物を手で摘んだり、唐揚げだって手で摘んだりします。
油だらけになっても、舐めるから大丈夫。
胡瓜の触った感触、唐揚げの衣の感触、中の具の感触
それぞれに違う指に触れる感覚。
五感の中には、
香り、音、視角、味覚
だけではなく、
触覚がある。
全部使って楽しみたい。
パンなどはお料理のソースをつけたり、オリーブオイルやバターなんかもつけるときは、もちろん手です。
箸でポテトチップスを食べれば手は汚れないですが、
たまには縄文式にからだ丸ごとで食べる時間があってもいい。
元氣になります。
裸足で磨く足底の感性は
強さとしなやさを養ってくれますね。
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