プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

帰路

お風呂トレのレクチャーと実践講座を開いていただき、

いつもと違う時間に帰路に着いた。


電車もバスも利用客はほぼ満員の夕方。


地下鉄では、


大きなくしゃみを3回したご婦人、マスクを顎にずらしては

へっくしょん!


くしゃみが終わると、またマスクを付ける。


次に咳、やはりマスクを顎に下げて咳、咳が終わるとマスクを付ける。


他のひとの為にマスクを付けているのではなく、自分が感染リスクを減らしたいから付けているのだ。


まだあった。


バスは満員。

後部座席に30代くらいの女性ふたり。


スマホで音楽を聴いている。


曲目がわかるくらいのクリアな音量がバス中に。


まず、散歩

(あるこ、あるこ、わたしはげんき〜…。)


2曲目、犬のおまわりさん

(まいごのまいごのこねこちゃん…。)


3曲目、こいのぼり

(やねよりたかいこいのぼり〜…。)


スマホを鳴らしているのは全身ピンク、スマホや鞄までピンクの女性。


隣は、子供ではなく同じ世代の女性だった。


そうか、もしかしたら幼児園の先生かな?


とひとり納得したが、やはり誰もなにも言わず無関心。


朝はトイレで手を洗わないいつもの女性の、黒いセーターが背中一面に白くなっていたのを見た。


目が悪いわたしは、すれ違いざまに背中に乾いた汗塩がこびりついているのが初めてわかった。


特別に変わっていなくても、何度か見るうちにその異様さが見えてきて、自室は大丈夫なのかと想像してしまった。


わたしも内情がわからないからバス童謡の方を注意もしなければ、くしゃみ、咳、マスク下げご婦人も、見ているだけだが、


つっこみどころ満載の一日だった。


人間ウォッチング、スマホを見るより面白い。


そうそう、昨日は夜中の3時半に固定電話に無言電話がありました。


あまりに長く鳴っているから心配になり出ると、なにも言わないけれど、バタバタ手元を動かしているようでした。


周りにいろんな光景が視えてくるけれど、

わたし自身は楽しい一日でした。


ありがとうございます。