プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

破闇満願


 秋の紅葉もあっという間で、ジリジリと京都の意地の悪い底冷えが忍び寄る。


 くるくるくるくる回る季節のように、刻刻と変化(へんげ)する

皆苦と満願。


 昨日、夢を見て自分の叫び声で目が覚めた。


痛くても満願か、痛みを脱ぎ捨てるにはここから飛ぶしかないのか。


瞑想の安らぎは、肉體から遠ざかるから。


肉體から遠ざかるには騒がしい體。


感謝の肉體は心地よさという二元から来るのか。

いや、苦痛という雑念をもたらしても感謝。


二元から来た心地よさは、苦しみも作る。


生死一如


ならやっぱり如意即不如意。


感覚器官を備えたまま消えることには、まだまだまだまだ程遠く愕然としている。


今は出来るだけ外からの情報を入れないようにして、内側で沈みきっていない情報を整理している。