こころが動く
月曜日の真昼、わたしのヨーガのクラスの前は、フラダンスのクラスです。
すらっと髪の長い、笑顔が素敵な、わたしより一回り以上は若い先生が受け持っておられます。
先週日曜日は、チケットをいただき、みなさんが、稽古されていたそのフラダンスの発表会に行きました。
仕事を終えやれやれ、わんこさんには夕方お散歩を待ってもらい、鑑定時間も繰り下げて前の方の客席へ。
あかん、みんながキラキラしている!
初々しい!
振り付け思い出してるなとか、緊張してるなとか、固まってるなとか、
反対に愉しんでるな、
こういう時は、前に前に出ていくタイプなんだなとか、
ひとりひとりのこころの中は、手に取るように視えてきます。
発表会前はみなさんワクワクきゃあきゃあで、先生もなんとか成功させるべく日々声高らかに、数ヶ月位前から、高揚した練習を重ねておられました。
フラダンスの発表会は先生を省くとみなさん素人さん。
わたしは玄人さんの公演を観に行ったときは落ち着いているのに、この発表会は母性で観ていたところがありました。
プロと言われる方に対してわたしはどこか冷静なのかもしれないので、ここでは長くなるので端折ります。
この、がやがやワイワイの発表会、座席に座ったときから、鼻の奥がつうんとして、胸の奥が動き続けていました。
(わたしのおっぱいは陥没しており、揺れているわけではないですよ。あしからず😂)
ハートチャクラですよ。
みなさんのキラキラだけでなく、ハワイの歌は演歌のようなどろっとしたものがなく、抜けていて温かい。
ユーモアたっぷりの茶目っ氣ある演目もあったり。
太陽が笑い青空が微笑み、花々がパッカアンと開いている感覚。
波の音も潮の香りも風が頬を撫でる感覚も、内景に拡がっている。
フラの音楽のせいもあるのか、いつしか涙が眼鏡の横を伝っていました。
いろんな工面をしないと夕方の時間は空かない。
でもすべての予定を繰り下げて訪れたフラダンスの発表会は、最高の時間でした。
すぐに、ひとりひとりのからだが視えてきて、ああ、肘もう少し緩めたらなとか浮かんできてしまいますが、
肘を緩めるとか、膝を緩めるとか、どんなに声掛けしても機が熟し、その時がそのひとに訪れない限りは変わりようがない。
水、ここにありますよ
と水辺にお連れしたとしても、その水を飲むか飲まないかはそのひとの領域。
だから、肘が固まっていようが、すべてそれでよし、その時を現した素直な踊り。
そのまんまで尊いのです。
💐
母が2歳から習わせてくれたバレエにピアノ。
母は舞台の袖や客席でどんな想いでわたしを見ていたか、今のわたしには想像がつきます。
ひとは映画を見に行ったりしなくとも、ひとに挨拶程度の会話をしたり、日常のシーンシーン、何を観ているのかというと
自分を観ているのです。
フラ、温かいひとときを過ごせたこと、温かい記憶が懐に入ったことに感謝します。
チケットをくださった高橋さん、ありがとうございます。
みなさん、先生、素晴らしい!
最高❤️❤️❤️✨㊗️
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