プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

しあわせな時間


猟犬の血を引くビーグル犬の小桃の散歩は、起きてすぐの日課。


一緒に日の出を眺め、雨の日はわたしは傘で彼女はオレンジ色のカッパを着る。


川のせせらぎを聞きながら、朝露に濡れた草を踏みながら歩く。


マイペースでふんふんふんふん

猟犬の本能を炸裂させ、あっちへこっちへ道なき道を歩き回る。


時々、なにを思ったのか、わたしの方を振り返り、満面の笑顔でじっとわたしを見つめ、前足を立てて飛びついてくることがある。


「お母さん、きもちいいね、

お散歩サイコー!」💕


とでも言っているようでごきげんさん。


「なにしてんの? これ!」


とか言いながらわたしもちょけながら進むのだが、


ほんとうに可愛いと思う。


「小桃ちゃんに喜んでもらえて、お母さん嬉しいわあ」


朝のしあわせなひとときです。