プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

一緒に寝転がって呼吸


今日はM子さんの個人指導の日でした。


ご近所さんでしたから、バスや電車に乗る必要がなく、行き帰りの消耗がなかったです。


こちらは観光地で、紅葉の時期、年末年始、春休み夏休み冬休み、桜のシーズン、祭りの日、通勤のひとや住民プラス、スーツケースの観光客だらけです。


🍁  🍁  🍁


本日は床に寝っ転がり、ふたりで深呼吸をしました。


わたし達は深く呼吸をしているようですが、残氣がたっぷり残っています。


この残氣というのは、息を吐いたあとにもからだに残っている呼吸量のことです。


高齢になると呼吸筋の衰えにより、しっかりと息が吐き出せなくなったり、


くよくよと考えていたり、緊張が続いていると

浅い呼吸になります。


また、浅い呼吸になるから、益々氣もちがリフレッシュしなかったり、


疲れが取れなかったりします。


カラオケで歌ったり、

合唱したり、

お腹から笑ったり、

謡の稽古をしたり、

ボイストレーニングをしたりすると

元氣になりますね。


あれは呼吸をとことん深く使った結果、からだやメンタルがリフレッシュしたからです。


それと同じように、歌を歌うわけではないのですが、呼吸にフォーカスしました。


息を深く吐き出すこと事態が

浄化なのです。


この場合、溜まりに溜まった愚痴やぼやき、不平不満や攻撃を

言葉に出して吐露するわけでもないので、


言霊の波動が落ちるわけでもありません。




M子さんは、運動を全くした経験のない方ですから、

キツイ腹筋やら

キツイ体幹トレーニングなどはいきなりしません。


✨ゆるい、誰でも簡単にできることを楽しんでやる(^^)


これがわたしの個人指導のコンセプトなので、


今週はしっかりと息を吐くことを、寝た状態で10回ほどやりました。


息を吐ききるだけなのですが、


それが息を吐ききるだけではないのです。


息を吐いていくときにからだのどの部分が働くのか、


ふたりでゆっくりと観ていきました。


質問形式で聞いて行きます。


初めからこれはこうだ


これはこうなる


ということは、できるだけ言わないようにしています。


それは、そのひとの脳の可能性を信じるからです。


🌲人間の脳は必ず、答えを探し見い出すことができます。✨


呼吸の話に戻りますが、深く呼吸をするとき、からだのたくさんの部分が働きます。


答えをここに記すだけで、

あっそうなんだ、ちゃんちゃん

って、安心して終わってしまうのであえて書きません。


今日もし何かを氣づいたとしても、そのことを、次やるときは疑い、ほんとうか?

違っていないか?


もし、それが今日も揺るぎないとしても、まだ見落としている氣づきはないのか?


と毎回毎回、出遭い続けるのです。


そうだ

に安心した時点で反復運動になってしまいます。


これは、長年連れ添った元恋人の新たなチャームポイントが視えなくなってしまった倦怠期の夫婦みたいだったり、


親がやってくれるのは当たり前になってしまった子どもみたいでもあり、


子どもの努力を認めるより、要求ばかりに目がいく親のようで、


からだに対して、とても失礼なことなのです。


からだは自分の努力で生み出すことはできず、

なんの代償もなく今だけ頂いたものです。


期間限定でからだに乗らせて頂いています。


からだに火があるうちは

息ができたり、

体液が流れたり、

内臓が機能したり、

音が聞こえたり、

いい匂いを聴くことができたり、

文章が読めたり、

話せたり、

移動したりできるのですが


火がなくなると物体になってしまいます。


火を燃やし続けるものが呼吸であり、


この呼吸は、遥かなところから

来て、また遥かなところに帰っていきます。



呼吸を受け取ることのひとつひとつを観ていくと、当たり前に呼吸しているのですが、


当たり前というのは

何もないのだとわかります。


わたしは過呼吸の経験が何度もあるので、

過呼吸では死なないのですが、

過呼吸に慣れていないときは、

死ぬのではないかという、恐怖がありました。


また、川で溺れた経験もあるので、

呼吸は当たり前にできることではないということはよくわかります。


しかし、息ができないことがあったから当たり前ではないといった、


対比でわかることではないのです。


呼吸をしっかり吐く、これだけで運動経験がない方にとっては

とても大きな変化で、


その繰り返しが、呼吸筋をしっかり使う習慣になります。


キツイ目標はやる氣を萎えさせるし、

やれそうにないと思うから

端から自信を喪失します。


まずは楽しむ一歩から。


もう少しやりたいな


と思えれば


もう、それは大きな変革です。