ひとの手
肩が凝ったり腰が張ると
マッサージしてほしくなります。
温泉場にいくと、マッサージチェアなんかがあります。
疲れて肩が痛むときは利用したりもしますが、
やはりひとの手とは比べものになりません。
ひととひとが握手するだけで、AさんからBさんへ
8万個の菌が行き、
BさんからAさんへ
8万個の菌が行くらしいです。
菌が行き来するのですね。
菌が行き来してしあわせを感じる。
今、感染症に警戒し、無菌状態を保とうと除菌除菌とやっていますが、
昔見た未来を想像した映画みたいに、なってきていますね。
マスクに防護服に手袋。
今は仕方ないのですが、菌が行き来する中で
オキシトシンやセロトニンという、しあわせを感じる物質が溢れ出てきます。
なにも言わず、ただからだを擦ってもらうだけでひとは安心して落ち着きを取り戻します。
それはわたし達人間が群れをなす生命体で、仲間から逸れることは危機感を本能的に感じるからだと思います。
ひとりではできることが限られているし、生きる意欲は湧いてきません。
一人暮らしは安穏で気楽ですが、
毎日誰かと話したり、手を握ったり背中を擦ったり、
ハグなどがあると
また元氣になりますね。
と言いながらわたしは犬とハグし犬を撫でています。
それでも構いません。
やはり電氣治療器やマッサージチェアではなく、ひとの手によってからだは温まり
緩み、安心を感じます。
そして、からだは60%が水分
風呂に入り温かいお湯に浸かりお湯と飽和することが
しあわせを感じる理由なのかもしれません。
お母さんのお腹の中の羊水の記憶をからだから思い出すのも、湯船です。
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