プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

美味しいビール一丁!


10年前、なんばにある、とある回転寿司に入ったときのこと、


店長さんらしきひとが、ビールを頼んだときに


「はい、美味しいビール一丁!」

🍺

とカウンターに景氣のよい声をかけた。


またビールを頼んだときも


「はい、美味しいビール一丁!」

🍺


なかなか歯切れのよい快活な応対✨


ビールの前に

美味しい と付けるだけで美味しいビールが、ますます美味しくなるから、


言葉のちからというのには恐れ入った。


本日、そういうわたしは雨がやんでやれやれの朝んぽ、

わんこも大はしゃぎだから、


長々朝んぽとあいなり、1時間半ばかり彷徨いたので、おなかぺこぺこ。


いつもの朝食のゆで卵を口に入れたとき、思わず


「お、美味しい!」


と感嘆してしまった。


美味しいと言って食べたゆで卵は、なんか手の中で愛おしく、


二口でホイッ🥚


とできなくなり、


ゆっくりゆっくり食べてしまった。


おなじ食べるなら誰もいないんだし、これから自炊した料理を、徹底的に


「美味しい!」


と言いながら食べようかと思った。


きっと、

言葉の魔法ふりかけは


どんなスパイスより、最大限に食品の魅力を引き出すだろう。


食べ物を称賛して食べる、


もしかしたら、味が変わったのかもしれない。


あるいは味覚が変わった?


科学的に証明できないものか。

🗜️📖🖋️



「美味しいビール」🍺

を出す寿司屋さん、

以前と変わらず繁盛しているのだろうか?