プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

紅葉真っ只中

観光客の方がカメラのレンズを覗いておられます。


レンズの中には紅葉のグラデーションが。


🍁 🍁 🍁


日本は収納スペースがいる国です。


四季があるから、冬はカーペットにストーブ、毛布に冬布団、冬の衣類に履物、食器や花器、カーテンまで冬仕様になります。


春は春で、やはりスリッパから履物、衣類に髪型、食器や花器、カーテンや化粧品まで春を纏います。



そして、夏、秋、冬、春

と流転していきます。


その収納スペースは小さな家でありながらもぎっしり詰まっています。


そういった

ある意味めんどくさい衣類や食器の入れ替えが、日本の侘び寂びを創ってきたのだと思います。


めんどくさいこと、おなじことをめんどくさいと取るか手間暇を楽しいと取るか。


楽しめる余裕があるのか。


正直、子どもが小さいときは喜んでくれるので、ツリーを出すのは楽しかったです。


今は…。


そうそう、ツリーを出して飾るか飾らないかは毎年迷うところです。


お雛様もそうです。


子どもが大きくなったら、ツリーは簡単な小さいものになりました。



そのシーズンを愛でる、四季を変える手間暇が、風土を味わう甘みです。


クリスマスという外来のものは楽しみのひとつに定着しました。


また、日本特有のお雛様や五月人形、鯉のぼりもありますね。


🎏

日本語は特別に美しいと思います。


外国の方にお話するとき、どうやって外国の言葉に訳していいのかわからないことはたくさんあります。


シンプルで短い言葉でありながら、どうとでも取れる、

深いニュアンスの言葉がいくつもあります。


それもきっと、雪や風にさらされたり、紅葉や雪景色を愛でたり、枯れ葉や雪や氷を踏みしめるたり、太陽のもと、スイカをほうばるような体験から出てくる表現なんでしょうね。


明日は公園へ、

寒いかなあ〜


寒いのが苦手なわたしは、完全防備でころんころんに着膨れしてでかけます。


昼からは薄着になり、脱ぎ着した衣服を持ち歩きます。


明日は晴れますように。


おひさま恋しい毎日です。