プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

2月1日に近づくと……。

明日は娘の誕生日


もう、24年も前、自宅で息子たちに見守られながら産婆さんに取り上げてもらいました。


ベランダのチューリップは満開でした。


お誕生日2日前には玄関にピンクのベビーバスが置かれている夢を見たので、


女の子だとそのときにわかりました。


娘は昨年11月にうちを出、一人暮らしをしています?


ひとりかどうかもわからない。


その前に一年間は話をしてくれなかったので、


わたしの一方通行の挨拶や声かけ、食事の世話などが続いていました。


ここにいれば、仕事以外はなにもしなくてよいし、

可愛い犬や亀がいる。


彼女は動物が大好きで、

動物たちと離れるのは、

身を切るような想いだったと思うのです。


わたしは癖のように1月半ばから落ち着かない。


娘の好きなものを作ろう!


どんなお祝いをしよう?


どこかに一緒に行こうか?


そんなことばかりが頭を過ります。


その度に、

もう、娘はいない


と言い聞かせ、

今やるべきことに氣もちを持っていきます。


なんとなく、小さい頃から焼き続けたクッキーを焼きました。


仕事三昧で、わたしはあまり自宅にいなかったから、

せめて、下校した子ども達におやつを置いておきたかった。


言葉やハグは拒否されても、

食べ物に想いを託してきました。


最後まで、朝食を食べてくれていました。


嬉しかった。


娘が、ひとり苦しみひとり考えた結果がひとり住まい?


ならば、それは祝うこと。


苦しみ、拒否をし、だんだん成長していく。


わたしなんてこの歳になっても、反骨精神の塊のようなところがあります。


丸くなるとか、受け入れるとか、赦すとか、


それは必要な時間と分量と深さをかけて、もがいたあとに


開いたスペースにすんなり入ってくること。


娘の船出を祝して、小さいころの可愛い笑顔や丸い手や、眠るときの重みや暖かさを思い出しています。


お母さんお母さんとくっつき回った

あの可愛い子はどこへもいかない。


わたしの中には永久保存してある。


甘えなくなっても、買い物に付き合い、映画を見て、わたしはATMになったことも、また温かい宝物。


思ってもいなかった言葉が彼女から出てきたときも、


こころの葛藤を現してくれたことに感謝します。


ほんとうに有り難い。


🌷


わたしにも挑んでいることがありますよ。


さあ、挑戦✨


明日のお誕生日、前祝いです。