プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

月日


 わたしがここに来たときはやっと小さな花を一輪付けていて、なんだか先駆的に咲く花が一輪頑張っているようで、慰めたくなった。


兄弟姉妹の花が次々咲いているわけでもなく、3週間、4週間と一輪踏ん張っている。


 お日さまを頼りになんとか開いた花は、


もうやめます


と引っ込めることもなく、一輪突っ立っていました。


 今朝、カフェルームの窓際に立つと、仲間が増えている!


次々としっかりしたお花が3つも咲き、その側には膨らんだ蕾と、丸い膨らみが息を吹き込むと今にもふわぁと張りを増す小さな紙風船のような可愛らしい蕾が7つ8つと付いていた。


 花が咲くとなんか今の自分の云々に関わりなく、何も挟まずに胸が高なる。


カトレア、蘭のグループは長く咲いているし、高価なプレゼントになる。


その姿は、なんか和服を来た会員制高給クラブのママさんみたいだし、女優さんでいうと岩下志麻さん。


そんな、グループ分けには関わりなく、命を開いている花に

はっとした。