もうずうっと膝は痛くない
膝が痛むひとは多いです。
日本人にはO脚や扁平足傾向の人が多く、膝に負担が掛かる構造をしているというのは、要因としてあると思います。
O脚や扁平は遺伝があるので、構造を変えることは難しいと思いますが。
少しからだのメンテナンスを入念にしたり、運動量や質、強度を鑑みることで痛みは回避できると思います。
そのメンテナンスについては明日に書きます。
今日はそれでない、膝という部分ではなく全体のお話をします。
膝の屈伸を膝周りの筋肉だけを
(太ももの前の筋肉)
使うのではなく、
足底で床を押し、お尻の筋肉や、下腹にある足と繋がる筋肉など、からだを使って引き上げる。
(つまりは床反力、からだからすれば、抗重力筋)
※抗重力筋とは、重力に抗う力
膝を伸ばすとき、お尻の中にあるピンポン玉のような坐骨がお尻に入ることを確認する。
このとき、骨盤底にある膣や肛門の辺りが自動的に引き締まり、内臓が引き上がる。
そうすると、膝だけをロックしたような膝に負担の掛かる動きにはならない、からだのファンデーション部分(土台)で吸収していくので、安全に、体幹を引き上げて膝を伸ばすことができます。
この、足の屈曲や伸展のからだへの影響力を理解しているとき、膝や腰への負担はかなり軽減します。
足のバイヤス、腕のバイヤスがからだの中にあります。
バイヤスであるからだと足の繋がりを掘り下げて観てみると、例え膝が痛くなったとしても、からだで吸収していることを理解していれば、普段からそこはよく働くようになり、膝を守ることができ、からだは強くなります。
体幹トレーニングって、巻き上げ腹筋、頑張る背筋、頑張る腕立て伏せって思っている人が多いのですが、実は日常の生活の中にからだと足や手の繋がりを滑り込ませて行くと、自転車を漕ぐときも、歩くときも、物を運ぶときも、階段を登るときも、立っている、座っているときも、からだが活躍してくれているため、みなさんのからだは持ちこたえられるように守られています。
なので、バタバタ筋トレをして、からだを作ることよりも、からだのしくみを丁寧に観ていくことが、大事です。
筋トレを日常に落とし込むには
からだや動きの理解が必要ですし、膝が痛むから太ももの前の筋肉を強化しましょう
では、根本的な解決にはならないと思います。
最低限の強化は必要ですが、やはりカバー力のあるからだを養うことが歳を重ねるときには不可欠です。
痛みを感じる体験が、理解しようとする動機になります。
歳を重ねることは素晴らしいです。
✨✨✨
有り難いです。💐
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