歩くとき
足底に氣を向けることはほんとうに大事です。
建築物でいうと一番下の基礎に当たるところです。
歩くとき、どこから着地してどこからどちらへ足を離していますか?
靴の外側ばかりが減ってきますが、
それはある程度仕方ありません。
歩くとき、外アーチ(親指側でなく、小指や薬側)がはじめに付きますからそれは当たり前なんですが、
足が抜けていくとき
つまりは体重をつま先に移したときに
どこへ抜けているかなんですね。
あまりに外側に乗っているひとが多いときには
親指側にも体重をかけて
と話したりしましたが、
これは正確ではありません。
正確にはパラレル(足先や股関節がまっすぐで、つま先が外に向いたり内側に向いていないとき)
のときは、足指の2番目と3番目の間(足指の人差し指と中指の間)から抜けていくと膝や足首、足底、股関節に負担をかけません。
捻じれや偏りがなくなるからからだのどこにもぶつからず、抜けていけるからです。
この歩き方をしてから、外反母趾が緩和された。
腰痛が起きない、膝の痛みが激減したとの報告があります。
一番最初に感じる
床との接点はとても大事な観るべきポイントです。
なぜなら
みんな他力で動いているからです。
床があるから歩けるし、地面を押すから飛べるし走れるし、
その、源の重力との接点は重要なポイントです。
降って湧いたように力を生み出すことはできません。
必ず、相対するエネルギーを引き出すところがあります。
それが地面や床という、からだの接点です。
血氣盛んでバイタリティーに溢れ、氣力でことが運んだ時代には氣が付かなかったこと。
歳を重ね、いろいろ考え、探求しなければからだとうまく付き合うことができなくなって
氣づいたことは数知れません。
失うと視えるものがあります。
ですから、まだまだ理解していくことは多く、伝えていくこともあります。
脳から一番遠い
足底、足の指といつまでも仲良く繋がって
お互いをサポートし合いましょう。
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