痛い目に合わんと
わたしはあんまり賢くない。
ビビって氣を付け過ぎてかえってからだや心を潰してしまったり、逆に本能のままに行動して困ったことが起きることも多々ある。
もう逆流性食道炎になってから二十数年になる。
未だよく出てくる。
喉から食道が焼けるように痛い。
ずっと胸焼けしているから、いつも一本杭が刺さっているよう。
これは手術した股関節や、庇う反対側の疲弊に輪をかけて襲って来るので、笑顔を向けるというのに容量がいっぱいといったこの頃。
逆流性食道炎、原因は食べ過ぎ飲み過ぎ、ストレスなどなど。
食べ過ぎ飲み過ぎは、手っ取り早いストレス解消法であったり、女、小柄イコール少食と決めつける人への反発であったり、
若年期、仕事しても仕事しても昼食を外食できる余裕がなかったことから、自宅から出たのが7時半だとしたら、
帰宅する夜8時半まで飲み物以外は口にしないということも続いたということもライオンのように食べる癖に繋がったようだ。
外食でもそれなりに代価を支払えばバランスの良い質の良い食事は手に入るが、そこに出費する余裕はなかった。
なら仕方なく、手っ取り早く安い菓子パンなど貪れば飢えは凌げるが、空腹に添加物と糖と脂質だけのものは入れたくない。
そんなこんなで、帰宅して安心して口に入れられるものにありつくまで食べなかったこともあると思う。
からだを動かす仕事なので、帰宅して食にありつく姿は、
「お前は欠食児童みたいに食うなあ」
と生前の父に呆れられた。
永遠海で溺れそうになりながらもやっと杭を見つけたら、もう夢中でしがみつく。
これこそ、無我の境地だ。
高僧が瞑想して瞑想してひとつになろうとすることさえ手放し無になるそれは、こんな下世話な 貪る という行為の中にもある。
今日は朝から5つの項目をメモした。
そのひとつは、小鳥さんのように食べる。
(あとの4つは内緒🤫)
葉っぱひとつをチミチミ食べるなんてことではなく、腹一杯つめこんでしまわず、余裕を持って箸を置く。
お腹が空いた時にちょこちょこっと食べる。
一日五食、それが七食でもよい。
消化力の落ちた初老のおばちゃんが、昔のような食生活が続けられるわけがないのに‥。
といった諸々の、この部屋一面に文字を書いても書き尽くせないくらいのアホネタはわんさかある。
やっぱりわたしはあんまり賢くない。
でも、そういうことを自ずと選んできたことには謀を超えたものがある。
それ全部を引き受けるしかない。
危うい!初老のおばちゃん、
さあ、これからも持久戦は続きまっせ。
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