プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

オンソラソバテイエイソワカ


舞踏公演を目撃した。


舞踏というのはなんであんなキツイことをわざわざするんだろう?


足首も足も腰も首も相当に酷なポジションに追い詰めていき、その先に浮かび上がる真実や虚構のゾーンに入っていく。


サドとマゾが、ひとりのひとの中を右往左往する。


このひとの人生にいったい何があったんだろう?

という張り詰めたものと、


観ていて呼吸がしやすく、こちらが拡がっていく包容力を感じるものがある。



どっぷり踊りに浸かっていたときを抜け


今は虫の息で踊りを続けている。


やっぱり生の舞台がいい。


評論家ではないから、あれこれ言葉にしないでおこう。


残像は何日も残り、


その時々の自分を合わせ鏡で観る。


オンソラソバテイエイソワカ

オンソラソバテイエイソワカ


また、體を放下する機会がやってきますように。


やっぱり、踊りはキリキリ胃が痛むけれど

愛おしい。