プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと


2歳

床を見ながら足をあげたり飛んだり回る。


やっぱり床に突っ伏し開脚に背筋。


トウシューズの松ヤニを踏み潰し爪先につけ。

だんだんと胸も膨らみ落ち着かなくなった。



いったい何人の汗と情熱と混乱と戸惑いを吸いこんできたのか。


稽古場の床の匂いと床鳴りと感触や擦りきれた色が



今もからだを受けとめてくれている。