からだにかける言葉 第3段
バレトンでは片足立ちがあります。
片足立ちでツイストしたり、
初めての方などはビビッてしまい、
なかなか思うようにからだを動かせなかったりします。
その片足立ちのときに、
からだにどんな言葉を掛けているかなんですが、
絶対止まる
止まろう
止まらなきゃ
そう念じながら
バランス運動に入っているひとは多いです。
わたしはというと、
統合!
なんて言葉が出てきたりします。
筋力や瞬発力、柔軟性があってもそれだけではうまくからだは働きません。
からだ全体のコーディネート力が必要で、
それによって培った体力が生かせる。
だから、止まる
と一口にいっても、なにが必要なのかが見えてこないと、
止まる
ことはできません。
「わたし、バランスが苦手です」
という方を見ていると、止まろうとする力みがある。
力みがあると得意な筋肉が過緊張して、必要な全体の流れとしての全身が働きにくかったりする。
努力や力みで解決することには、限界があります。
からだを統合するには、観察力や必要なところ以外のリラックスがあり、リラックスしているところが瞬時、いつでも働ける状態になっていることは大切です。
リラックスしていれば、すぐに必要に応じて働くことができます。
リラックスしていなければ、既にからだは通話中だから、回路変更などがしにくく、結局間に合わないからバランスが取れないのです。
不必要な力を抜くためにも、からだに掛ける言葉を選ぶことが大事です。
奥歯を噛み締め、絶対止まる
ではなく、
遊んでいるようにワクワク取り組むとき、からだは疲れないし、マインドも自由で、視角が広い状態であるから、最高のパフォーマンスができるのだと思います。
真剣なときの遊び心
遊んでいるときの真剣さ
この両方は、
無邪氣に取り組むということです。
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