プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

りんごちゃんの木


しっぽのある娘と夕方散歩したときにひらった実。


わたしが持ち帰ると子孫繁栄しませんから、また明日近くの土のところにお返しに参じます。


鈴なりに付いている実がたくさん落ちていて、目の悪いわたしには肥ったへーデルナッツに見えました。


手に取るとひとつひとつが王林を一ヶ月以上放置したみたいな

ベージュになり、皮が少し弛んでいます。


木に付いていた軸のところ、臍みたいなお尻の部分は、そのまんまりんごちゃん🍎みたい。


ひとつずつ眺めては


ひやあ〜、精妙やわあ、可愛い✨


とすりすりしたい心境でした。


木の名前がわからないので、


勝手に小さなりんごちゃんの木と付けました。


実の量はナッツにしたら、四人家族の五年分くらいです。


鳥が食べている形跡もなく、ただ道に落ちている。


川沿いだけど土ではなく、アスファルトの上に落ちていました。


子沢山、子孫を育てることができるのはいったい何粒なんだろう。


自然淘汰され、領分や日当たりや、雨やらバランスありで一本の木が堂々と育った姿、

西日に当たる光景が眩しく映りました。


今日もありがとうございます。