無味無臭
冷蔵庫には、いよいよなにもなくなり、
昨日の青菜の炊いたんの残りひょろひょろと玄米飯だけになった。
買い物に行って作る時間はなく、代行仕事のあとに外食した。
孤食。
友だちと食べるこの天ぷら御膳は、おばんざいや、パスタや、漬物が好きなだけ食べられ、ワクワクしながら、取り皿をおばんざいでいっぱいに満たした。
今日はただ仕事場から自宅までの中経地点にあるから、同じ店の店舗違いに入った。
全部味は知っている。
きんぴら、漬物、マカロニサラダ、漬物パスタ、ひじきと大豆の炊いたん、味噌汁、窯炊きご飯、たたき牛蒡、千切り大根…。
豊富なレパートリーなのだけど、今日はただソルティなだけで、美味しいと感じなかった。
わんこも待っているから、ひたすら流し込む。
早く早く。
ほんとうにソルティということしか感じなかった。
やっぱり、誰かと話しながら一緒に食べるものは、焼かない食パン一枚だって違う。
無味無臭ってこういうことなのだと思った。
お腹は空いていた。
でも、お腹が空いてりゃなんでも美味しいわけではない。
早く帰らなければならないプレッシャーも相まって、申し訳ない食事になってしまった。
これなら、なにもなくても早く帰り、玄米茶漬けの方がよっぽど味がしただろう。
これからは焦る食事はやめよう。
わんこ、大事な家族。
だから余計に早く帰らなくちゃ
となる。
縛られています。
😅🍵🥧
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