プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

1両連結の電車旅



バス、地下鉄までは順調。


JRに乗り換えた途端、電車は接触事故らしく前の駅から動かない。


掲示板には70分の遅れ

と出ていた。


到着時刻を1時間遅れと連絡し、


さらにそこから、3つの列車を乗り継ぎようやく着いた。


現地に近づくにつれ、どんどん風景が野生に変わる。


線路際の風景はまさに原風景。


背の高い薄や野焼きした田畑、まだ黄金色の田畑が、香ばしい色をしている。


やれやれ、到着!


まずはと頂いた冷酒が美味しくて飲み過ぎてしまった。


松茸の土瓶蒸し、

アヒージョのキノコ、

タコに鯛、

天ぷらの海老のぷりぷりと万願寺の青みが収まりがいい。

最近自分では料理しなくなった

かぼちゃが新鮮だった。


家族がいたときはよくかぼちゃを素揚げにしたり、パイ、いとこ煮、天ぷら、甘煮などなど、

箸休めにしたが。


今はあの固いかぼちゃを自分のために切ろうとは思わない。


もういない家族の面影と暮すより、今しかできないことを楽しもう。


家族で営業されている料理屋さん、


今日もご馳走さまでした。