商店街の元氣
映画館が出来たり、古本屋が出来たり、おばけ屋敷を作ったり、七夕まつりをしたり。
地元の商店街は、年間を通して行事に力を入れている。
大型量販店にはない温かさは
店の方とのやりとり。
豆腐は豆腐屋さんへ。
乾物は乾物屋さんへ。
魚は魚屋さんへ。
野菜は八百屋さんへ。
野菜をたくさん買ったら、
「あの大根持って行き!」
とか、イレギュラーな嬉しいハプニングもしばしば起こる。
なんとなく商店街を歩いている間に、おかずのメニューが決まってしまう。
家の斜向いにあった食料品店は店主が高齢につき、閉店した。
この商店街の店主もみな、かなりの年齢。
それでも、どんどん活性化してお店は次世代にも残ってほしい。
わたしは西舞鶴に生まれた。
駅から真名井通りを入り少し入ると稲荷市場があった。
その商店街の子で、店でよく手伝った。
母方祖父が店主で、ちょこまかと市場中が家族みたいなものだった。
その、稲荷市場は燃えてしまい、今はもう住宅街になってしまった。
幼いときの記憶からか、商店街に行くと元氣になる。
神社仏閣だけではなく、なくならないでほしいところはたくさんある。
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