プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

おせちの憂鬱


もうおせち料理の予約注文が始まっている。


大家族であれば、材料にこれ買いあれ買い準備もまた楽しい。


子供がいたころは、残らない程度におせちは作ってきた。


みな、残すことなく食べてくれた。


今は一日帰って来てくれるが、息子のパートナーや孫も来るから、


食の好みが違い、見当が付かない。


先日は喜ぶと思い孫用にお子様中華などを買ったが、全く手を付けず歩き回っている。


息子のパートナーであるその子の母親も、すだちがだめ、かぼすがだめ、刺し身がだめ、煮物がだめ。


(次男のパートナーはお腹いっばい食べてくれる。)


子を生むと強くなるのか?


夫である長男や次男がいるときはそうでもないのに、


わたしだけだと、あれいらないこれいらない。


わたし以外のひとが揃っていたら、なんでも食べていたから、あまり極端な好き嫌いはないのだと思っていた。


ちょこちょこと長男の皿にみんな移していたのかも知れない。😅


父の7回忌に孫を連れて長男のパートナーだけが来てくれたときに、


本心がわからなくなり、


おせち料理の予約パンフレットが届き、なんだか憂鬱になった。


女が女をなめるというのはあるのか?


男性がいると礼儀正しくなり、わたしだけだと変わる。


旦那などおりませぬが、軽視されたくはない。


はじめから、煮物苦手で、お刺身は食べられません。

柑橘系は愛媛産のみかんだけ食べられます。


と教えておいてほしかった。


少しずつ理解していくしかない。


わたしは小さいときからなんでも食べ、食べるものを残さない。


でも、その価値観に囚われるとどんどん彼女が遠くになるから、

自分の善悪に囚われないようにしよう。


また、無意識の家父長制、男尊女卑が受け継がれていたとしても、そのこともたぶん意識に上がっていないと思うので、これもまた、これからの課題。