街の変化
歯医者に行く用もあり、友と会うため(用事です)
繁華街に行き、営業しているお店の少なさに驚きました。
もう繁華街とは呼べないような、閑散とした風景に様変わりしていました。
お店はテイクアウト用弁当の販売に切り替えているところや、締めているところが多かったのですが、
立ち呑み屋さんは
どこも真昼から開いていました。
営業時間が切り上げられたから、昼から営業なんですね。
それでも昼時、お客さんはひとりもおられませんでした。
唯一、ミュンヘンというビアホールにはマスクをしたカップルが窓際でメニュー表を眺めていました。
あれほどマスクがないと言われていましたが、
通りがかったお店にはマスクが置かれていて、
消毒用スプレーも売っていました。
繁華街は、よく娘のお買い物に付き合い歩いたところ。
一緒に入ったお店だらけ、
よく観に行った映画館も、今はすっかり締まっているのを見ると、
娘に会えない寂しさと絡まりたまらなくなりました。
こちらはなにも変わっていないのに、あっという間に生活が変わり、今あることが当たり前ではなく、
急に変わってしまう、
諸行無常
をひしひし感じています。
小さいときから、大人になるにつれ変わってゆく子供のことがあっても、元氣に営業しているひと達や活氣のある店並みにまだ救われていたのです。
あまりに天氣がよく、花でも満開だと、ひとり置いてきぼりになった氣分にもなったことはありましたが、
今は、太陽があると元氣になり、覇氣あるひとや街に、また勇氣付けられてきました。
閑散としたアーケードに
マスクを売るひとがいて、映画の脚本の中を生きているような錯覚を覚えました。
みんなも同じ思いでこの時代を生きているんですね。
一日も早く、また活氣ある商売をしてください。
街行く人々に笑顔が戻りますように。
ハグしたり、手を繋いだりできる、温かさを取り戻すことができますように。
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