掌の向き
わたし達は手首の回内、屈曲をして生活をしています。
夜中にお布団を探すときも、歯ブラシ、箸、スプーン、フォーク、ボールペン、フライパンに鍋、箒、携帯電話などなど、持つものすべて、手首の回内と屈曲をして持っているのです。
(手首を内側に回すこと、手首を曲げること)
また、スマホを打つ、パソコンのキーボード打ちなども、手首を曲げて打っています。
つまりは、掌が下を向いていることばかりです。
ですから、瞑想の僅かな時間くらいは、掌を上に向けて座るのです。
掌を上に向けているだけで胸郭が広がり、深い呼吸ができるようになります。
つまりは、オープンマインドな姿勢だということです。
掌から手首、そして肘から肩、やがて胸から腰、更には体重の移動まで
からだは腕も足も3Dで、できています。
掌を上に向ければ胸郭は広がり、掌を下に向けると、円背になり、つまりは胸が圧迫され、呼吸がしにくくなり、
内臓も圧迫されるのです。
できるだけ座っているときは掌を上に向ける。
シャバアーサナでも、
(仰向けに横たわる姿勢)
掌が床に向いている人はその場に安心していなかったり、寛げていないから胸が閉じている。
だから掌が下を向いている。
🌿からだを観るとその人の心理が視えています。
シャバアーサナのときは、掌は上に向けますね。
安心していなくても、寛いでいなくても、形から入る。
つまり姿勢から入っていくと、精神、その人の内側も変わります。
ハンドバッグを持つときも腕を下げて掌を下に向けてバッグを持つと、だんだん姿勢が前屈みになりやすくなります。
これも掌から手首、そして肘から肩、やがては胸から腰、更には体重の位置までが3D で繋がっているからです。
ですから、ハンドバッグなら肘を曲げて掌を上にして持つと凛とエレガントな姿勢が保ちやすくなります。
少しの意識の積み重ねで、あなたの姿勢がイキイキとしてきます。
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