香り
蝋梅が満開に近づいています。
数メートル界隈の蝋梅の甘い香りを、画像ではお届けできないのが残念です。
花びらは蝋みたいで、むかし流行った紙石鹸みたいにも見えます。
かつては、よく香りが虫の知らせになったことがあります。
友だちの家に焚かれている香の香りが、風と共にやってきて、
数時間後にその女性と信号でばったり出会ったり。
朝方、ビニール傘の匂いがしたと思ったら夕方に予期せぬ雨が降ってきたり。
センサー数値が高いときは、パックしてある土産物のお菓子や佃煮の匂いが、辺りに立ち込めていると感知したり。
ビニールや缶を通り越すものは何なのか?
一見、あり得ない、説明できないと思われることはありますが、
量子力学的には説明できる現象なのでしょう。
梅が咲いて来たら、櫻も間もない。
さくら餅の葉の香りと塩味と甘味、和菓子は豊かな文化です。
柏の葉に包まれた柏餅も、葉の香りを楽しみます。
昨日は柚子ゼリーを頂きました。
日本には、季節の香りを食べ物で愛でる、素晴らしい文化があります。
春めいた香りが川沿いにちらほら、
節分はまもなく、あっという間に春が開くのでしょう。
母の命日は櫻が満開でした。
車椅子で花見はできなかったけれど、花が好きな母、きっと春を楽しみに来るでしょう。
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