プティハッピーの花束

日々の中で取るに足りないような小さなしあわせに氣付くこと

救われた

夕方、わんこの散歩帰り、

下校途中の小学生たちと

付き添いのボランティア?の方に出くわした。


道路左端にわんこが歩き、わたしはその右側でリードを引いていた。


色黒、スポーツ刈りの丸々わんぱくそうな小学校3年生くらいの男の子が


端に歩くわんこを傘で突付いた。


全くなにもしていない


下を向いて真っ直ぐに歩くわんこを。


一瞬


щ(゜ロ゜щ)


なにすんの?❢!💢


と驚き、わんこを引き寄せた。


すぐ後ろで、それを見ていた付き添いの白髪の初老の男性が、


「なにをしてるんや!

犬を突くなんて、冗談でしていいことと悪いことがある!

そんなことやっていいと思ってるのか?

犬に対して……。」


しっかり叱ってくださいました。


一瞬なにがあったのか、あまりに予想もつかなかった状況で、


声も出なかったので、


初老の男性がいけないことだと、きっちり男の子を叱ってくれたことで救われた。


わんこも怪我はなく、

なんで首を傘で突かれたのか


/ᐠ。ꞈ。ᐟ\


驚いていた。


その前に、川沿いを歩いていたとき、バッタを踏み潰していた小学一年生くらいの男の子の子がいて、


一緒に遊んでいた、2つ上くらいの兄だろうと思う子もやはりおなじように虫を踏んでいた。


隣にいた母親がなにも言わなかったので、


信じられなかった。


そういえば、小さいときは残酷だったなあ


と自分の小さなころを思い出した。


手に登ってきた小さな蟻を室内でみつけて潰したこともあった。


蚊も叩く。


慈悲や慈愛は、わたし達の中に仏性があるから、生まれながらにあると思うが、


やはり、痛みや哀しみ、無念さや儚さという経験や感受性から、後天的に学んでいくのだと感じた。


ただひとつ、

傘で犬を突付いた男の子は

自分の意思が最優先で、

犬を自分より尊ばなくてもよい存在だと認識していたのが


グサッと刺さった。


防御で蚊や蟻を叩くのとは違うから。


この外出自粛が長い状況だからか、子ども達には相当な我慢があったのかもしれない。


川沿いのバッタを踏む兄弟が警告で、わんこが傘で突付かれた。


大事にならなくてよかった。


付き添いの方、ありがとうございました。


おかげで救われました。


🌷🌷🌷